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マッドマックスは全作面白い。

 6月20日から、マッドマックスの最新作である『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開した。とりあえず1日1マッドマックスを目標にしていたのだが、金銭的事情によりまだ3回しか観れていない。

新作は、「最高」という単語でしか表現出来ていない。公開が終わるまでにはきちんと自分の中で整理して、後日感想を書く。

そんなわけで、今回は旧3作品について書こうと思う。特に3作目の「サンダードーム」について。

 マッドマックスシリーズは、「毎日観ている」映画ではないが少なくとも月に1回は観たくなる映画だ。

そんな『マッドマックス』シリーズだが、どうも3作目である『マッドマクス/サンダードーム』が忘れられているように思える。

「3作目なんて無かった」なんて言っている人も見かけるし、「マッドマックスシリーズの上映会をやります!」なんてイベントも、私が知っている限りではなぜか1作目と2作目しか上映されていない(3作もやると時間の問題が出てくのかもしれないが)

そんな何かと不遇な扱いを受けているような気がする3作目だが、6月号の「映画秘宝」でマッドマックスシリーズの特集が載っていた。

そんな中、3作目について私の尊敬する高橋ヨシキさんが3作目についての記事を書いていてとても興味深かった。気になった部分を抜粋してみると

1.ロケハン中にヘリコプターが墜落し、乗っていたプロデューサーのバイロンケネディが死亡した。

ジョージ・ミラーとパイロン・ケネディは大学時代からの親友であり、「マッドマックス」と「マッドマックス2」には欠かせない存在になっていた。

そんなジョージは彼が死亡した事によって失意のどん底まで味わったが、何としてでもそれを乗り越えなければならなかった。作品を作る事で。

2.シリーズ初のアメリカ資本が入り、ティナ・ターナーが登場人物に加わった。

1作目と2作目が大大大ヒットしたため、もっとヒットさせるべくアメリカの資本が入ったのだろう(結果、前作よりも興行収入が良くなった)。

しかし、もとはオーストラリアの自主映画としてはじまったシリーズであり、新人であったメル・ギブソンを一躍スターにした「スターの存在に頼らないシリーズ」であった。

そんなティナ・ターナーも、50キロもある衣装を文句一つ言わずに撮影中ずっと着ていたり、アクションシーンでは改造車を自ら運転したりして凄い頑張っていた。だが、スーパースターであるが故に、最後は生き残ってしまう。過去2作品のボスキャラは死んでいるのに。

という部分が個人的には面白かった。私は平成生まれなので当時の情報は知らなかったのでありがたい。

他にも気になる部分はいっぱいあったが全文載せるわけにはいかないので、気になる人は映画秘宝7月号を買いましょう。

 そんな『サンダードーム』は数々の不幸があった作品であり、1作目、2作目のファンの多くは失望したのではないだろうか。

だけど「こんな不幸な作品なんだから黒歴史にしないでほしい」と押し付ける気はない。マッドマックスシリーズのファンは、作品事に思い入れがあると思うので。

なので私が思う『サンダードーム』の面白さを書く。

要所要所でツッコミたくなる部分もあるが、何より「バータータウン」という街が大好きだ。「荒廃した世界にある街」という説得力があり、ビジュアルも抜群に良い。

そして、「サンダードーム」で行われるデスマッチが素晴らしい。

「2人入って出れるのは1人」という掟や吊られながら色んな武器を手に取り戦う。

等、このアイディだけでも素晴らしいのに、きちんて映像で魅せてくれるのがたまらなく好きである。

それから街を機能させるべく、豚の大群ブタの大群が出てくる。この豚を見て連想してしまうのが『ベイブ』だ。

『ベイブ』は1作目で脚本を担当し、2作品はジョージ・ミラーが監督で制作された。

幼い頃に、『ベイブ』、特に2作目の『ベイブ 都会へ行く』は死ぬほど観ていたのを覚えている。

その時は監督がジョージ・ミラーとは知らずに観ており、後にあの『マッドマックスシリーズ』を撮った監督と知って驚いた。 

 なので、『ベイブ』や『ハッピーフィート』も実質マッドマックスって事でいいだろう。特に2作目の『都会へ行く』はいかにもマッドマックスに登場しそうなキャラクターが、街に登場するし…

監督は「なんで『ベイブ』 とか『ハッピーフィート』みたいな子供向けの作品を作ったんですか?」って質問に「子供が出来てまだ幼かったから、こういったファミリー映画を撮ってみたかったんだよ(ニコニコ)」と語っているが、どうも『ベイブ 都会へ行く』は、ちょっと狂気を感じる部分もある…これは監督の作家性が出ているのかな。

  話を戻すと、サンダードームの一番の良さは、ラストカットの美しさにあると思う。

外の世界へ脱出した子供たちが、救世主であるマックスについて語り、マックスの後ろ姿で物語は終わる。なんて美しいのだろうか…。

 と 、ここまで書いたが今一「面白さ」を表現するのが難しい…まだまだ面白いと感じた部分が足りない気がする。

今後何度も観る作品は間違いなく『サンダードーム』だと思うので、また新しい発見があったら書き足していこうかな。