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フレームアームズ・ガール 1話 部屋と時間

アニメ

4月から始まったアニメ『フレームアームズ・ガール』という作品が面白い。

フレームアームズ・ガールとは、コトブキヤから発売しているプラモデルであり、フレームアームズ(柳瀬敬之さんメカニックデザイン担当)を島田フミカネさん原案の女の子に擬人化させて立体化させて作られた商品(wikiか何かにもっと詳しく書いてあるので調べてください)

メカ+女の子(パンツが丸見え)のプラモデルのアニメ化である。

僕も名前は知っていたが作ったことは無いのでほどんど知識は無いのだが、アニメがとても面白かった。まだ2話までの放送ですが、1話が個人的にツボだったので気になった部分を書いてみます。

・あおちゃんの部屋と時間

物語は主人公である源内あお(以下あおちゃんと呼ばせていただきます)の一日から始まる。

冒頭、彼女が住むアパートの全体のカットから玄関、起床、歯磨き、朝食。

次は朝食を食べたあおちゃんが友人と電話をしている場面。

会話と同時に彼女の部屋も映るのだが、ここで両親の写真が背後に映る。

何気ない会話の中で両親の話が出てきた時、そこで後ろに映っている両親の写真が一瞬アップになる。

何となくこのアニメーションでは「両親が不在」であることが分かる場面。

その後一話(正確にはAパート)が日曜の午前中であることが、あおちゃんの一言と窓から観た外の景色のカットか一瞬入る事で明確になる。

ここまでの流れがとてもスムーズ。特に冒頭のあおちゃん起床から朝食までのテンポが心地よい。

その後にフレームアームズ・ガールズが送られてきて話が進むが、ここでもフレームアームズとあおちゃんの会話も見ていて楽しい。

省略で見せる部分と、この後の時間の経過を見せるためのカットを入れることで無駄の無いテンポになっていると思います。

それから会話シーンの中にも人物と窓のレイアウトが印象的に映り、あおちゃんが住んでいる部屋を見せる場面が多い。

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ちょっと引いて見せたり(ここでも窓が映る)


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このような横からのカットが多く映ったり

それから両親の写真を配置するレイアウトも印象的。
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両親不在の事も、海外赴任でアパートに一人で住んでいる女子高生って事が会話で分かるけど、両親がいないことに対してはそこまで重く考えないで回想を入れずに写真で思い出を語る場面もテンポが良い。あと両親不在って今時かなり思い切ってる気がしまうが、あえて重く描かず(今後また語られる可能性もあるが)無駄なシーンを入れないで物語がどんどん進むのが良いですね。

Aパートが終わる頃には夜になっていて、のシーンで窓から観た景色によって時間の経過を見せてくれる。
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冒頭で友達と電話をしている場面でも窓から観た朝の景色が同じカットで入っていました。この2つのカットがとても良かった。

当たり前だが「ちゃんと時間が経過しているんだな」ってこちらも理解出来るので、このようなカットをポンと置いて見せてくれるのが何だが嬉しい。あと繰り返し述べているが、無駄がなく物語の必要なシーンや会話をさりげなく演出していると思います。

 ・あおちゃんの服

Bパートはあおちゃんが登校しようとする場面がらスタート。新しいフレームアームズ・ガールが送られてきて新キャラ登場。なんか知らんが対決する展開になったり。

Bパートも部屋のレイアウトが印象的でした。それ以外でもあおちゃんの服が制服になっている!まぁ学校へ行くから当たり前か。

1話はあおちゃんがフレーム・アームズ達とワチャワチャしていたので「学校間に合わない!」って言って終わるんですけど、ここでも時間の経過が分かる描写ですね。

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ちなみに次の2話であおちゃんの私服が変化しているので、その辺もポイント高いです。どのくらいまで私服のバリエーションが増えていくのかも楽しみです。

あとフレームアームズ・ガールズのキャラクターは悪くないですが、あおちゃんが圧倒的に可愛いのでこ子を追っているだけでも面白いかもしれない。

第1話 脚本:赤尾でこ  絵コンテ&演出:川口敬一郎 作画監督:北川大輔